本間ゴルフ D1

ゴルフという競技において、ボールは消耗品です。使い続けてキズが多くなれば、ラウンド中でも交換することがありますし、OBなどでロストしてしまうこともあるでしょう。それだけに、安くても高性能なコスパの良いボールがあれば、懐にもやさしいですし、気持ちよくプレーできますよね 今回は日本ゴルフツアー機構の2ndQTに出場した経験を持つフリーライター田辺が、おすすめな高コスパボールを紹介します!

一般ゴルファーに向けて開発された高性能ボール

私自身、ラウンドで使用するのは多くのツアープロが使うようないわゆるスピン系ボールです。これらのボールはメーカーを問わず、プロの要望に応えるため、飛距離性能、アプローチスピン、心地良い打感など、あらゆる面で高いレベルに仕上げられています。金銭的な余裕があるなら、プロと同じスピン系ボールを使っておけば間違いないでしょう。

しかし、1球で700800円ほどの価格になりますので、頻繁に購入するのはちょっと厳しい……という人も少なくないでしょう。また、それだけ高いボールだと、少しくらいキズがついても替えにくいですし、OBしてロストなどしようものなら、メンタル面のダメージもかなりのものになります。そうそう気軽に使えるものではないんですよね。

そこでおすすめしたのが、1ダースで2,0005,000円の価格帯のボールです。

今回初めて、さまざまなメーカーの低価格帯ボールをテストしてみましたが、正直レベルの高さに驚かされました。もちろん、スピン系ボールと比べたら、総合的な性能は劣りますが、決して大きな差ではありません。むしろ、とことんソフトに仕上げたものやほどよい硬さで初速性能に特化したものなど、個性的なモデルが揃っているので、特定の場面においてはスピン系ボールを凌駕することさえありました

そもそも低価格帯のボールというのは、プロ目線ではなく、一般ゴルファーが使うことを想定して開発されています。たとえばスピン系ボールはプロが求める操作性がある分、ミスしたときの曲がりは低価格帯ボールに比べてやや大きくなります。また、対応ヘッドスピードについても、HS3842m/sという一般アマチュアに多いゾーンが想定されており、性能を最大限引き出しやすくもあるでしょう。そう考えると使わない手はないですよね?

今回はSW8I、ドライバーの3つのクラブでボールテストを実施しました。それらの結果を踏まえて、モデルごとの性能を解説しつつ、おすすめな高性能ボールを紹介させていただきます。

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ソフトな打感にとことんこだわった『スリクソン ディスタンス』

スリクソン ディスタンス

最初にご紹介するのは、ダンロップの『スリクソン ディスタンス』です。ダンロップといえば、松山英樹プロなど多くの契約プロが使う『Z STAR』シリーズが有名で、ボール開発に特に力を入れているメーカーのひとつです。

名前から想像するのは、飛びに特化したカチカチなボールですが、テストしてみると全クラブで超ソフトなフィーリングにこだわったモデルであることが分かりました。アプローチならソフトな心地よい打感、アイアンではボールがつぶれる心地良い感触があり、ドライバーでは鋭くボールが飛び出していきます。

特筆すべきはドライバーでのミート率の高さ。簡単にいうと、ミスヒットでも初速が落ちづらく、安定して飛ばすことができます。それでいてほどよくスピンが入ってくれるので、今どきの低スピンで飛ばすドライバーとの相性もいいでしょう。ドライバーは飛ばしたい、でも打感が硬いのはイヤという方にぜひ試してほしいモデルです。

アイアンが曲がらない!? タイトリスト『トゥルーフィール』

タイトリスト トゥルーフィール

続いてはタイトリストの『トゥルーフィール』をご紹介します。タイトリストは『プロV1』シリーズでツアーNo.1の使用率を誇るメーカーで、ボール開発の技術の高さは指折り。『トゥルーフィール』も個性的な面白いボールでした。

一番の特徴は今回ご紹介する中でもNo.1のソフトなフィーリングです。ここまでソフトだと好みが分かれるかもしれませんが、アイアンで打ったときなどは、あまりの衝撃の少なさに驚かされました。それでいてアプローチを打つとファーストコンタクトでカチッとほどよい硬さを感じられて、ショットとショートゲームで印象が変わるように設計されていることが分かります。

メーカー公式HPを見ると「卓越した飛距離性能」という説明がされていますが、私がテストした印象は飛距離よりも曲がりの少なさが印象的でした。ソフトでボールがつぶれるので、結果、余計なサイドスピンが入りづらいのでしょう。安定して狙った方向に飛ばせるボールだと言えそうです。ショートゲームでのスピン性能にこだわりがあり、ショットを曲げたくない人に試してほしいですね。

ずっしり重い打感で飛ばせる『スリクソン X2

ダンロップ スリクソン X2

再びダンロップから『スリクソン X2』をご紹介します。こちらのシリーズはルール適合の範囲内でもっとも飛ぶボールを作るというコンセプトのもとに開発されたもので、『スリクソン X2』はその2代目になります。初代の『スリクソン X』は飛ぶものの、硬い打感に違和感を覚える人が多かったとのことで、2代目の『スリクソン X2』は飛距離性能はそのままにソフトな打感がプラスされています。

このソフトな打感ですが、先程の『スリクソン ディスタンス』と比較して重さに違いがあります。軽快にトランポリンのように弾く『スリクソン ディスタンス』に対し、『スリクソン X2』はほどよいソフトさで、ググッとボールが重くつぶれていく感触があります。パワーのあるゴルファーがより手ごたえを感じられて、叩きにいけるボールだと言えるでしょう。

気になるアプローチでのスピン性能ですが、他モデルに比べてやや硬い打感ではあるものの、十分ソフトと言えるレベルに仕上がっています。飛びに特化している分、スピン量は少ないですが、高さで止める意識でアプローチを打つと良いでしょう

そして飛距離性能については文句なし。安定してボール初速が出せますが、特筆すべきはドライバーで打つとボールの芯が感じられて、その芯とドライバーの芯がピッタリ合うとすさまじい飛距離が出てくれます。とにかく飛びにこだわるゴルファーには間違いなくおすすめなボールですよ。

爽快な打感が特徴的なキャロウェイ『E.R.C ソフト』

キャロウェイ E.R.C ソフト

『クロムソフト』シリーズなど、個性的なボールを世に送り出し続けているキャロウェイ。低価格帯ボールにおいても、他とは違った個性的な面白いボールをリリースしています。まず1つ目は『E.R.C ソフト』をご紹介します。

特徴は何と言っても、爽快な弾き感。ボールが飛び出すスピード感が圧倒的で、いかにも飛んでくれそうな雰囲気を醸し出しています。そして、実際、飛びます。

テストした中で印象的だったのはドライバーよりもむしろアイアンの飛びです。真っすぐな高いボールでぐんぐん伸びてくれます。そして、アイアンであっても爽快に弾く打感を感じられることが面白い。ソフトなフィールとはまた違った良さがあると言えるでしょう。先程の『スリクソン X2』がヘッドスピードの速い人向けだとすると、『E.R.C ソフト』はヘッドスピードが遅くても爽快に飛ばせるボールだと言えますね。

フェースに乗る感が強いキャロウェイ『スーパーソフト』

キャロウェイ スーパーソフト

続いては、再びキャロウェイの『スーパーソフト』をご紹介します。同じキャロウェイのボールですが、E.R.C ソフト』と打感は真逆。『スーパーソフト』はタイトリストの『トゥルーフィール』に近い超ソフトな打感で、違いを挙げるとすればよりフェースに乗る感覚が強いボールに仕上がっています。

一番の特徴は、アプローチにおけるフィーリングの良さ。スピン系ボールに近い感覚で、球質を打ち分けられました。面白いのは、ウェッジで強く振るほど、フェースに乗る感覚が強くなること。今回紹介している低価格帯のボールのほとんどは、一定の球質でアプローチを打っていくようなモデルが多いですが、『スーパーソフト』に関しては、技を使えると言ってよいでしょう。アプローチにこだわるなら、この『スーパーソフト』がおすすめです

価格破壊の代名詞的存在 本間ゴルフ『D1

職人が手掛けるクラブメーカーというイメージが強い本間ゴルフですが、実はたくさんの高コスパなモデルを世に送り出したボールメーカーでもあります。そんな本間ゴルフの代表モデルが『D1』。1ダースで1,980円(税込)というとんでもない低価格で販売されており、しばしばボールの売り上げ個数ランキングでも1位に輝いています。

この『D1』ですが、ただ安いだけのボールではありません。ダイナミックディスタンスという意味が込められたモデル名からも分かる通り、その飛距離性能はあらゆるボールの中でトップクラス。それでいて、アプローチスピンといった他の性能も必要十分な水準にあり、総合的な性能を考えたら、とんでもない価格破壊を実現したボールなのです。

ゴルフを始めたばかりで、まだどんなモデルを選べばいいか分からないという方は、この『D1』を買っておけば間違いありません。

もはや廉価版スピン系ボール!? D1 スピードモンスター』

本間ゴルフ D1 スピードモンスター

最後にご紹介するのは再び本間ゴルフで『D1 スピードモンスター』というモデルです。名前からも分かる通り、『D1』の流れを汲むモデルで、位置づけ的にはより上位の性能を秘めたものになります。

この『D1 スピードモンスター』ですが、総合的な性能はもはやスピン系ボールと遜色ないレベルにあります。細かい話をすれば、ショートゲームの性能はスピン系ボールのほうがやや上ですが、ショット面では『D1 スピードモンスター』に軍配が上がります。ミスヒットでも初速が落ちず、それでいて余分なサイドスピンも入りづらいから曲がらない。安定した真っすぐなボールを打ち続けられる超高性能ボールでした。

このボールがおすすめなのは、スピン系ボールを使いたいけど価格を抑えたい人。そして、飛んで曲がらないショットが打ちたい人になるでしょう。どんなゴルファーが使っても満足度の高いボールになっていますので、だまされたと思って、1度コースで打ってみてほしいですね

高コスパボールで思い切ってショットを打っていこう!

低価格帯の高性能ボールの紹介はいかがでしたか? 私自身はスピン系ボールのユーザーではありますが、最後に紹介した本間ゴルフ『D1 スピードモンスター』などはコースで使ってみたいと素直に感じました。これらのボールはショットの曲がりづらさ、飛距離の安定感などはスピン系ボールよりも優位な場合が多いので、ショットに悩んでいるなら、間違いなくおすすめですよ。

ぜひ、気軽に使える低価格帯ボールを手にし、ラウンドをより楽しいものにしてください!

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