西郷真央の優勝セッティング

西郷真央プロの「ダイキンオーキッド」優勝セッティングはいくらで買えるのか

オフシーズンにショートゲームの課題を克服して初優勝

統合となった2020-21年シーズンでトップ10入り21回、2位が7回。あと一歩で優勝を逃し続け“シルバーコレクター”といわれた西郷真央が、2022年シーズン国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」で遂に頂点の座を掴みました。

「悔しいって思いながら練習しました」と、このオフには課題としていたショートゲームを強化した西郷プロ。最終日は昨年優勝争いから転落するきっかけとなった17番セカンド地点で嫌な記憶がフラッシュバックするも、ピンまで97ヤードを54度のウェッジでグリーン奥のカラーに。7メートルのバーディパットを強いタッチで沈めてこの日初めて首位タイに並び、18番ホールのバンカーショットのトラブルもアプローチで冷静にパーセーブ。オフの努力を、見事結果につなげました。

西郷真央のバンカーショット
最終日の最終ホール、セカンドをアゴの高いバンカーに入れてしまい、優勝争いの中「横に出す」という選択を強いられるも……(Photo by Getty Images)
西郷真央のアプローチ
そこから絶妙なアプローチでタップインの距離に寄せ、パーをセーブ。これが事実上のウイニングショットとなった (Photo by Getty Images)

優勝会見で『今大会4日間、クラブセッティングで役に立ったクラブは?』という質問には「アプローチのミスもありましたが、以前に比べて全体的にカバーできていました。プロになってから54度を入れて下(の番手)を厚くしてやってきました。今回、特にそれが生きてくれた」とコメントしました。

では、優勝の決め手となった54度のウェッジとはどんなクラブなのでしょうか? 他の番手も含めて調べてみました。

初優勝した西郷真央
勝ったどー!(Photo by Getty Images)

【西郷真央のクラブセッティング】※ダイキンオーキッドレディス2022優勝時

西郷真央の優勝セッティング
(撮影:JGMA、取材協力:ダイキンオーキッドレディス)
1Wミズノ ST-X 220(10.5°VENTUS BLUE 5S 45.5インチ)
3、5Wピン G425 MAX(VENTUS BLUE 6S)
4、5Uピン G425 MAX(VENTUS HB 7S)
6I~PWミズノ JPX 921 FORGED(N.S.PRO 850GH S)
50、54、58度ミズノ Mizuno Pro S18(N.S.PRO 950GH S)
PTオデッセイ WHITE HOT OG ROSSIE
BALLブリヂストン TOUR B XS

同じジャンボ尾崎を師に仰ぐ先輩・原英莉花プロはミズノ契約からフリーになったのに対し、西郷プロはミズノ契約を継続。昨年の最終戦からセッティングに変更を加えず、使い慣れたクラブで技術を一段上のレベルへと磨き上げていました。

勝負を決めたのはミズノ「Mizuno Pro S18」ウェッジ

Mizuno Pro S18 wedge
Mizuno Pro S18 ウェッジ(出典/Mizuno公式サイト

初優勝を引き寄せた54度のウェッジはミズノ「Mizuno Pro S18」。ミズノから認定を受けたGCFショップでフィッティングしてオーダーするカスタム専用モデルです。上級者・プロ向けラインの「Mizuno Pro」の名を冠していますが、そこまで小さくないミッドラージサイズで丸型のフェース形状のため、アドレス時に安心感を与えてくれます。またヘッドは上にいくほど厚くなる逆テーパーブレードを採用しており、高重心設計でスピンがかかりやすくなっています

また、ウェッジといえばフェース面の摩耗が気になるものですが、フェース素材に軟鉄ボロン鋼(S25Cマイルドスチールにボロンを0.003%添加する事で、非常に粘り強い特性を持たせた新軟鉄鍛造素材)を採用することでスコアラインの耐久性を向上させ、高スピンを持続させることを可能にしています。さらにミズノといえば世界8か国で特許を取得したフェースネック一体成型「グレインフローフォージド製法」が有名ですが、その製法はこのウェッジにも採用されており、打感の良さは折り紙付き

ミズノ公式サイトによれば、西郷プロが挿しているシャフト「N.S.PRO 950GH」装着モデルのサテン仕上げで20,900円でした(下記商品リンクはAmazonなどの通販サイトの中古モデルへのリンクとなっています)。

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