
ドライバーでボールは左足カカト線上に置きません
やや左に打ち出すフェード系のストレートボールが武器の永井花奈。「球をしっかりつかまえてやや左に打ち出すため、ボール位置はセオリーみたいに左足カカト線上には置きません」と語る。スライサーにも有効だという、セットアップを教えてもらった。
ALBA835号(21年12月23日発売)掲載
永井花奈
ながい・かな/1997年生まれ、東京都出身。17年に樋口久子三菱電機レディスで初優勝。19年まで3年連続シードを獲得
ボールは左親指前に置いてヘッドは離して構えます

私は持ち球のフェード系のストレート弾道を打つために、ボールは左足親指の前に置いて構えます。左足カカト線上よりも1個ほど左ですね。スイングの最下点を越えてから当たるようにしたいんです。そうすれば、フェースがちょうど返り始めたときにインパクトを迎え、確実につかまったボールが打てます。

ボールがつかまらないという人は、私のようにボールからヘッドを離して構えるのもオススメです。手元を真ん中に置いてそこにヘッドを落とすようにスイングすれば、ビハインド・ザ・ボールの姿勢を作れますし、最下点を過ぎてから当たりやすくなるので、よりつかまった球が打てるようになりますよ。
左足カカト線上よりボール1個左へ
ボールは左足の親指前に置いて構える。左足カカト線上よりもボール1個分左に置くと、フェースが開いて当たりにくくなるという。

スタンス中央にソール
ヘッドはスタンスの中央にセットして構えるのが永井流。スイングする際はここにヘッドを落とすことをイメージして振るといい。

フェースターンしやすくなる
左カカト線上よりも左にボールを置くことで、最下点を過ぎてフェースがちょうど返り始めたときにインパクトを迎えボールがつかまる。

最下点を過ぎた際にスクエアに当てて左に打ち出す

①ヘッドを離して構えると、最下点を過ぎて上がり際で捉えられる。フェースがやや閉じながら当たることで、ボールをつかまえて左に打ち出せます。
②離してソールした辺りにヘッドを落とすようにスイングすると、上体が左へ突っ込まなくなるため軸を保ってスイングしやすくなります。
【POINT】お腹を下に向けてその場で回る
体重移動は考えずその場で回るイメージを持とう。その際にお腹が上を向くと上体が伸び上がるので、振り遅れるミスにつながりやすい。

【NG】ボールに構えると上体が突っ込む
いつもよりボールを左に置いた状態のボールに対してフェースを構えると、ボールを直接打ちに行ってしまいカット打ちのミスになります。

【AMAZON】ドライバーの売れ筋ランキング
【楽天市場】ドライバーランキング
【プレジデントムック ドライバー 自身を持って振り切ろう!】
スコアを崩す要因となるクラブ。あなたは、ドライバーですか? アイアンですか?
本誌読者の大半の人は、「ドライバー」と回答しました。そんな読者の悩みを解決すべく、今号のテーマは「曲がらないドライバーショット」
曲がってばかりだからと、少し軽く振る。でも、結果は同じ……
当てにいったスイングでは、いつまで経っても上達は望めません。
本誌では、「振り切れるようになる究極のドライバー練習」や「切り返しがスムーズになる体操」、「ヒザやお尻、右足など下半身を上手に使って球をつかまえる方法」など、ドライバーを振り切れるようになるレッスンを1冊にまとめました。ドライバーを自信を持って振り切る!
曲がり知らずのゴルファーになりましょう!

【プレジデントムック ドライバー 自身を持って振り切ろう!】
「比嘉真美子 ヒザで構えてヒザで振る」「振り切れる究極のドライバー練習「アイアンはいいのにドライバーがダメ」とは言わせない」「細くて軽い人でも飛ぶ そうでない人はもっと飛ぶ 『お尻』をギュン!で凄い球が出た」「飛距離が伸びる!方向性がよくなる! ドライバーもハンドファーストに打つ!」「「行方はボールに聞いてくれ」はもう卒業 ドライバーで狙う感覚がわかった!」「2m/s上がれば飛距離は11ヤード伸びる ヘッドスピードアップ大作戦」など収録
【セブン-イレブン受取りなら送料無料】
セブンネットショッピングはこちら
在庫が無くなり次第、販売終了となりますのでご了承ください。
RECOMMENDED GOLFANSWERオススメ記事
【松田鈴英直伝】ドライバーの飛ばしレッスン!「松田流ドローボールは高いトップと下半身リードで打つ」。持ち球はドローの松田鈴英。ボールをつかまえる秘訣は足さばきにあった。
「ティ」はゴルフの必需品です。ロフトの立ったドライバーを打つには、ティでボールを浮かせることが必須です。さまざまあるティの中から「飛距離アップ」など、ボールの飛びが変わることを謳う5つのティを選びテストしました。
\ この記事の感想を教えてください /

ゴルフアンサー編集部では、ゴルフを始めたい、少しでもゴルフに興味のある方に情報を発信します!ゴルフに関するルールやマナーはもちろん、おすすめのゴルフアイテムやゴルフのコツなどわかりやすく丁寧に解説いたしますのでぜひご覧下さい!