シェフラー マスターズ優勝セッティング

松山英樹が連覇をかけて臨んだ2022年のマスターズ。最終日は5バーディ、5ボギーの「72」で回り、通算2オーバー14位。ジャック・ニクラス、ニック・ファルド、タイガー・ウッズに続く史上4人目の連覇はなりませんでした。それでも首・肩甲骨痛のため3週連続で試合を欠場し、ぶっつけ本番の状況で日本人唯一の予選突破。2日目終了時点で2位タイにつけるなど、ディフェンディングチャンピオンとしての意地を見せてくれた戦いでもありました。

ディフェンディングチャンピオンの意地を見せた松山英樹(Photo by Getty Images)

マスターズ優勝のスコッティ・シェフラーのセッティングは?

勝ったどー!. (Photo by Getty Images)

その松山から、マスターズ勝者の証であるグリーンジャケットを受け取ったのは、アメリカのスコッティ・シェフラーでした。身長190センチ超えの大男でベテランの雰囲気が漂う風貌ですが、プロ入り5年目の25歳です。誤植ではありません。本当に25歳です。

「スコッティ・シェフラーって誰?」と思う方も多いかもしれません。それもそのはず、彼が有名になったのは、ここ3か月間でのことなのです。でも、たまたま出られた選手のラッキーパンチで勝てるほどマスターズは甘くありません。シェフラーはここ最近で急激に成績を残し始め、いくつもの勝利を飾って世界ランキング1位でマスターズに乗り込み、そして圧勝したとんでもない注目株なのです。

「勝てなかった男」が破竹の快進撃

昨年まではなかなか勝てなかったシェフラー。首位で最終日を迎えたことも2回ありましたが、いずれも逆転負けを喫しています。ところが今年2月の「WMフェニックス・オープン」でPGAツアー初勝利を挙げると、そこから1か月もしないうちに「アーノルド・パーマー招待」で2勝目を獲得。また1か月もしないで「WGC-デル・テクノロジーズ・マッチプレー」で3勝目。あれよあれよという間に、世界ランク1位に登りつめてしまいました。シェフラーが勝ったこの3試合は、いずれも高額の賞金と多くのポイントがかかったビッグトーナメント。そこで勝ち続けるというのは本物の実力がある証拠です。そして4月、「この試合に出るチャンスをずっと夢見てきた。初めて招待状が届いたときには泣けてきた」と本人が夢に見てきたマスターズでの優勝を果たします。

左上から時計回りに、フェニックスオープン、アーノルド・パーマー招待、デルマッチプレー、マスターズでのトロフィー写真。これがたった3か月の間の成果だ(Photo by Getty Images)

では、なぜシェフラーは勝てるようになったのか? ギアマニアたちが口を揃えるその理由は、ギアの変更です。

テーラーメイド「ステルスプラス」ドライバーで今年の勝率50%

「ステルスプラス」ドライバー(出典/テーラーメイド公式サイト

クラブ契約フリーだったシェフラーですが、昨年からテーラーメイド製の「タイガー・ウッズ モデル」アイアン『P7TW』を使っていました。そして今年1月からは、テーラーメイドが20年以上の間、極秘裏に開発を進めてきた 「ステルス」シリーズの「ステルス プラス」ドライバーを使用。この2種類のギアに巡り会えたことが、シェフラーの転機となったのではないか、というのがギアマニアたちが出した結論です。

何故なら、シェフラーの、そのちょっとオールドスタイルに見えるスイングは変わっておらず、今年「8戦4勝」という驚異の勝率を挙げた原因を、スイングに求めることはできません。大きく変わったのがギアだから、そこに理由を求めるのが一番説得力がある、というわけです。ちなみにシェフラーは、今年3月からテーラーメイドとクラブ使用契約を結んでいます。

タイガーがアイアンに求める性能を詰め込んだ「P7TW」アイアン(出典/テーラーメイド公式サイト

ドライバーとアイアンというスコアメイクのキモとなるクラブがばっちりハマったシェフラーは、3Wもテーラーメイド「ステルス」FW(3HL:16.5°)に入れ替え。ウェッジはタイトリスト「ボーケイSM8ウェッジワークス」(50、56、60°)で、ボールはタイトリスト「Pro V1」、パターのスコッティ・キャメロンというショートゲーム構成は昨年から継続しています。

【スコッティ・シェフラーのクラブセッティング】※マスターズ2022優勝時

(Photo by Getty Images)
1W テーラーメイド ステルスプラス (8° ベンタスブラック 7X)
3Wテーラーメイド ステルスプラス (16.5° ベンタスブラック 8X)
UTSrixon Z U85 (#3,#4 Modus3 Hybrid Tour X)
IRONテーラーメイド P7TW (5-PW ダイナミックゴールド ツアーイシュー X100)
WEDGEタイトリスト ボーケイSM8 (50°, 56°, 60° ダイナミックゴールド ツアーイシュー S400)
PUTTERスコッティ・キャメロン スペシャル セレクト Timeless Tourtype GSS プロトタイプ
BALLタイトリスト Pro V1

なお、松山英樹のマスターズ連覇はなりませんでしたが、優勝したシェフラーがSrixonのアイアン型UT「Srixon Z U85」を2本使用していたので、Srixonはマスターズ優勝者のバッグに2年連続収まっていたことになります。

さて、前述の通り今年に入って8戦4勝、2月―4月の3か月で稼いだ金額が800万ドル(約10億円)にもなる、まるで石油王のような稼ぎっぷりをみせているシェフラーですが、彼の使用クラブはいったいいくらで買えるのでしょうか? ゴルフクラブの価格は時期によって変動があるためここで明記はしませんが、リンク先で最新の価格を確かめてみてください。

1W テーラーメイド ステルスプラス

3W     テーラーメイド ステルスプラス

UT       Srixon Z U85 (#3,#4)

IRON    テーラーメイド P7TW (5-PW)

WEDGE タイトリスト ボーケイSM8 (50°, 56°, 60°)

PUTTER           スコッティ・キャメロン スペシャル セレクト Timeless Tourtype GSS プロトタイプ

BALL    Titleist Pro V1

タイトリスト(TITLEIST)
¥6,360 (2022/06/26 05:06時点 | Amazon調べ)
\楽天ポイント10倍セール!/
楽天市場

【Amazon】アルバトロス・ビュー最新号好評発売中

RECOMMENDED GOLFANSWERオススメ記事

\ この記事の感想を教えてください /