佳奈美の初めて始めてゴルフ〈初級〉「知らんがな、そんな事」第22話

第22話 ハンデキャップ

次のラウンドで私は新しく買い直した、以前使っていたのとほぼ同じ高さのティを早速使用した。球は、上に上がらず普通に飛んでくれた。

(やっぱりティの高さだったんだ…)

あのティは予備まで買ってあったから、計六本、勿体ないがお蔵入りだ、飛ばなくなっていた原因が分かって嬉しい反面、損をしたという気持ちも湧いた。勉強不足に他ならない。やっぱりまだまだ気付かないでいる事が沢山ある。直面しないと意識しないという事なのだ。未だにそれ何?って思う言葉が出てくるのだ。その最たるものはハンデ。何度か説明を受けたが、どうにもよく分からない。下手な人が上手い人と同等に勝負できるようにという仕組みらしいが、何だか色々あって分かりにくい。

 まあ、いつもプライベートで行ってるだけだから、ハンデというものを付けてコースを回った事がないから覚えられないのかも知れないが。

 

〇ゴルフ ハンデキャップとは?

ゴルファーの技量を示す数字である。数値が低いほど上手く。大きいほど下手という事になる。

・ハンデ0 クラッチゴルファー(プロ並みの実力者)

・ハンデ一~九 シングルプレイヤー(上級者)

・ハンデ十五~二十 アベレージゴルファー(スコア百前後)

◎オフィシャルハンデ 公的な効力を持つハンデ

◎略式ハンデ  レベルを問わず誰でも得られる機会がある

 ゴルフは実力がスコアに反映するスポーツ。初心者がいきなり、アンダーパーを出したり、上級者が大叩きをしたりするという事は、全くないとは言わないがまず少ないと言えるだろう。コンペをするときなどはこの略式ハンデを用いる事が殆どである。老若男女、上級者~初心者が同じ舞台で競技を楽しむためにハンデによってスコア調整をするのである。

 略式ハンデとは、新リペア方式とか少々複雑な計算によって算出するほか、過去の実績によって主催者が決めて行くものとがある。

・グロススコア 実際のスコア

・ネットスコア 実際のスコアからハンデを引いたもの

  例 実際のスコア 九十五 ハンデ二十=ネットスコア 七十五

・正式な順位はこのネットスコアで決められるが大抵の場合はベスグロというものがもうけられていて、実際のスコア、ベストグロスの人にも賞を用意している事が多い。

 このハンデがあるので、初心者にも優勝のチャンスがあり、コンペも盛り上がる事になる

 

今となっては少々分かってるつもりだが、グロスとかネットとか最初は本当にチンプンカンプン。ネットと言われて頭に浮かぶのは網だけだった。

 但し、ハンデの何たるかは分かったが、ダブルぺリア(新ぺリア)とか新新ペリアとか、キャロウェイ方式とかは未だによく分かってはいない。

(知らんがな、そんな事)

を何度呟いた事か。口で説明されてもどうにもその場では分かりにくい。

 

・ぺリア方式

対象となる隠しホールを六ホール選ぶ(六ホール合計パー二十四になるよう選ぶ)

(隠しホールの合計スコア×三マイナス七十二)×〇.八

・ダブルペリア(新ぺリア方式)

隠しホールがぺリア方式の二倍となる(十二ホール パー四十八)

(隠しホールの合計スコア×一.五マイナス七十二)×〇.八

  ホール数が二倍になったので三でかけるところが一.五になっている

・新新ぺリア方式

ダブルぺりアをさらに改良したのが新新ぺリア方式です

隠しホールは間を取って九ホールとパー三十六)となります

(隠しホールの合計スコア×二マイナス七十二)×〇.八

・キャロウェイ方式

キャロウェイ方式とはアメリカのティーチインぐプロ、ライオネル・キョロウェイ氏が考案したハンデカップ方式です。ぺリア方式の算出とは異なり査定表を用いて計算します

 

という説明を後で検索して読んだ。

それから私は最近になって新しい事を知った。なんと、スコアカードにもハンデが書かれているという事を。来る度にスコアカードは見ていたし、何か書いてあるなあくらいには思っていたが特に気にも留めていなかった。

 三年間、コースに出る度に見ていたのに、何だろうな?と思う事さえなかった自分に自分で呆れてしまう。スコアカードのホール表記の横、または下にHDCPと書いてある欄がある。ここに記されている数字がそのコースのホールのハンデという事らしい。数字が低いほど難易度の高いホールという事だ。つまり、一コース十八ホールだから、十八と書かれてあるホールが、一番難易度が低く一と書かれてあったら、そのホールはそのコースの中では一番易しいホールという事だそうだ。

 私は前回のコースでそれを教えて貰って、改めて「へ~そうなんだ」って感心したら「今?」みたいな事を言われた。だって、そんな事いちいち聞かないし、説明してくれる人もいなかったから、特に意味も深く考えなかった。多分、それを知らないと、コースを回るのに支障があるわけでもないから(特に私のような初心者レベルの人間には)、敢えて言う必要もなかったという事だろう。または当然知ってるだろうと思われていたのかも知れない。

 

 さて、今日はどこまでスコアを伸ばす事が出来るか。なんて毎回そう思いながら挑戦するのだが、いつも更新できるわけではない、というより更新できない事の方が多いのだ。

 最近はドライバーの失敗はかなり減った。でもそうしたら順調だったセカンド(スプーン)のミスが凄く増えた。どうしてだろう、力まないで軽く振るようにしているのに、と思う。

 セカンドのミスが増えてどうしてもスコアが上がらない、ドライバーもパターもそれほど悪くないのにと思う。ウッドの調子が悪いのかと思って、アイアンを使ってみても変わらない。いつもと同じように打っているつもりだから原因が全然分からない。

 練習に行っても同じだった。何が駄目なんだろう、どうして急にこんなに悪くなったんだろう。

そう思いながらラウンドしていたが、結局この日のスコアは百二十一。

(あ~あ……)

いつになったら百切出来るのか、いや、その前に百十を切らないと話にならない。なのにここのところずっと百二十前後、もしかしたらもうこれ以上、上手くなれないのではないかという気がしてくる。

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