ゴルフ初心者でも、これを知っていたら怖く無い!やっちまった!!林からの脱出方法

「林の中からグリーンを狙ったら大叩きをした」、「林に打ち込むのが怖くてドライバーを思い切り振れない」などという経験はありませんか?。18ホールすべてのティーショットをミスなく打てる人は中々いなく、ゴルフにトラブルは付き物と言えます。問題は、ミスした後の対応であり、林からの脱出等のトラブルショットはスコアメイクを行う上で非常に大切です。

本記事では林から脱出する方法の、考え方、及び打ち方を解説します。

林の中から行うショットの考え方

トラブルショットで最も大切な考え方は「ミスショットの後に、ミスショットを重ねない」ということです。

「ティーショットのミスを取り返すために、ここでナイスショットをしなければ」、「ここでスーパーショットをすればまだパーが狙えるかもしれない」と考える人は多いです。
しかしそのような人のほとんどが、その後に林から脱出せずできずに大叩きしてしまったという経験をしたことがあると思います。もちろん、林の中であってもグリーンを十分に狙える場合や、ベストスコアや100切りがかかっているというシチュエーションであるならば、チャレンジしても良いでしょう。しかし、スコアメイクをするにあたっては、「ここをボギー(ダブルボギー)で凌げばまだまだ大丈夫」、「ここではダブルボギーを出すことが一番悪い」という、冷静な判断が非常に大切です。

トラブルショットは、「次の一打をより打ちやすいものにするか」に焦点を当てた考え方をしましょう。

林からの脱出方法

それでは、実際に林の中に打ち込んでしまったらどのように対応したら良いでしょうか。

林からの脱出の鉄則は「低いボール」

林の中から脱出するためには、弾道の低いボールを打つ必要があります。林の中では一見目の前が開けているように見えても、頭上には無数の木の枝があります。
通常通りのショットをしてしまうと、木の枝に当たってしまい、ミスに繋がってしまうでしょう。

林の中での短いクラブは難しい

林の中からの脱出する際に、「フェアウェイまでの短い距離を打つ」「短いクラブの方が簡単」という理由から、アプローチウェッジや、ピッチングを選択する人もいますが、これはあまりおすすめできません。何故なら、上記で説明した「低い弾道のボール」が打ちにくくなることに加え、的確にミートするのが難しいという理由もあります。林の中はフェアウェイとは異なり、土がむき出しになっている「ベアグラウンド」となっている場合が多いです。ベアグラウンドでは芝とは異なって、ボールが全く浮いていないため正確なミートが難しく、ソールが地面にはじかれてダフリなどのミスが多発します。

短いクラブの方が簡単という考えがありますが、林の中に限ってはその考えを捨てましょう。

クラブは3本持っていく

林の中にショットをしに行く際は最低3本のクラブを持っていきましょう。場合によっては4本持って行っても良いです。一本は、グリーンを狙う用のクラブです。ティーショットが大きく曲がり、林の中に入ったと予想された場合であっても、グリーンを狙える場合が稀にあります。ボールとグリーンの間に障害物がなく、ライも通常通り打てる状況であった場合は、グリーンを狙っても良いでしょう。しかし、「ライは良いけど、木や、木の枝が気になる」、「障害物はないけども、深いラフやベアグラウンドである」という際は、「次の一打をより打ちやすくするか」に意識を変えた方が賢明です。そして後の二本は、「5番アイアンと7番アイアン」もしくは「6番アイアンと8番アイアン」が良いでしょう(計4本持っていくならば、加えて9番アイアンもしくは、ピッチングウェッジ)。林の中だと100%のバックスイングやフォロースルーを取ることができないことがほとんどです。そのため、小さいスイングで、ある程度の距離が、低い弾道で出せる長いクラブは、林からの脱出に有効なクラブです。そして「フェアウェイに出す」という選択肢をした際、二本のクラブは、それぞれの特性を理解した上で、その場の状況によって使い分けてください。

5番アイアン、6番アイアンなどの長いクラブだと、より低い弾道で打ちやすいため、枝には当たりにくいです。しかし、低い弾道だと、フェアウェイに届かず、ラフにつかまる場合や、フェアウェイに落ちたが、ランが出すぎて反対側のラフに入ってしまったということが起こり得ます。一方で、7番アイアンや8番アイアンは、5番、6番に比べて高い弾道になり、枝に当たるリスクは増えますが、ランも比較的少ないため、フェアウェイには残しやすいと言えるでしょう。また、フェアウェイに残すことは非常に大切ですが、「そもそも林から出ないという」という状況が一番良くありません。フェアウェイまでの距離、木の枝の状況等を見極め、最善のクラブ選択を行いましょう。

林の中からの打ち方

林の中から上手く脱出するにはアドレスや打ち方にも工夫を凝らす必要があります。まず、アドレスの際のボールの位置は、通常より右足側(右打ちの場合)かつ体側に置きましょう。
そして、ハンドファースト気味にアドレスし、体の回転でスイングを行います。ボールを右側に置くことにより、ダウンブロー気味にクラブが入るためミートしやすくなり、かつ低い弾道でボールが打てます。

また、小さいスイングをしようとすると、どうしても手打ちになってしまう人が多いです。手打ちで的確なミートは難しく、ベアグラウンドや深いラフでは小さなミスが命取りです。
体の回転で時計の文字盤の「4時8時」もしくは「3時9時」のスイングを意識しましょう。

アンプレヤブルも検討する

友人間などのゴルフではあまり馴染みがありませんが、救済措置となるルールとして、「アンプレヤブル」というルールもあります。林の中から脱出できそうな状況なら良いですが、木の根元にボールがあり、どの方向にも打てそうにないという場合があります。その様な場合、「左打ち」や「背面打ち」といった高度な脱出方法もありますが、チャレンジをして何打も打ってしまったら元も子もありません。その様な時にはアンプレヤブルが最善の策となる場合もあります。アンプレヤブルとは、1打罰を受けることにより、「1打前にショットをした場所から打ち直す」「ピンとボールを結んだ直線後方上にドロップ」「ピンに近づかずに、ボールから2クラブレングス以内の位置にドロップ」のいずれかを選ぶことができるルールです。

使ったことがある人が少ないルールだとは思いますが、一つの対処法として覚えておいて損はないでしょう。

普段からトラブルショットの練習をしておく

林の中からの脱出方法を説明しましたが、本番でいきなり打つことは難しいです。そのため、普段の練習から林の中にボールが入ることを想定した練習を行いましょう。低い弾道のボールを打つには、上記したように、体の右側にボールを置いたハンドファースト気味のアドレスで体の回転でインパクトします。「4時8時」もしくは「3時9時」のスイング幅で、実際に目の前に木の枝があることをイメージして練習しましょう。この時に、手打ちにならないように気を付けましょう。普段から練習を行っておくと、実際に林から打つ場面がなくとも「林に入っても問題なくリカバリーできる」という自信に繋がり、プレッシャーが少ないティーショットを打つことが可能となります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ゴルフにミスは付き物で、トッププロであっても林の中からショットすることはあります。大切なことは、ミスショットによりトラブルになった時に、どのように対応するかです。林の中からショットをする際に大切なことは、「ミスにミスを重ねない」「ここはボギー(ダブルボギー)でも良い」という考えです。林の中からでも、確実に次に繋がるショットを行い、自身のスコアメイクに役立ててください。

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