ダイヤル式ゴルフシューズ

ダイヤル式ゴルフシューズが増え始めている?!

突然ですが皆さんはゴルフシューズを選ぶときに何で決めますか?ブランド、価格、デザインや機能性など多種多様なゴルフシューズがあり、迷ってしまいますよね。

ただ最近、というかここ3年くらい(編集部Kの感覚ですが)で一気に広まってきたイメージがあるのが「ダイヤル式ゴルフシューズ」です。皆さんもゴルフ場のロッカールームなどで「カチカチ」っという音を聞いたことがあると思います。あの「カチカチ」音の正体がダイヤル式ゴルフシューズなんです。

もちろん私はゴルフ業界に入って長いのでダイヤル式ゴルフシューズの存在は知っていました。しかし、ゴルフシューズといえば靴紐でギュッと締め付けるという人生を送ってきたので、ダイヤル式ゴルフシューズの存在を見て見ぬ振りをしていました。

確かにデザイン的にはスタイリッシュに見えるので、カッコ良くは見えます。しかし、繰り返しになりますが、私は長年苦い顔をして靴紐をギュッと締めてラウンドするという儀式を行ってきたので、あのスタイリッシュなダイヤルを嬉しそうにカチカチと回している連中とは違うんだと心の中で思っていました(何が違うのかはわかりませんが、あくまでも私の歪んだ心のイメージです)。

しかし、最近のダイヤル式ゴルフシューズの勢力増大化はそんな頑固一徹・靴紐男も抗えなくなりつつあります。何しろ主要なゴルフシューズブランドの殆どからダイヤル式が発表され、国内外のトッププロたちも履き始めているではありませんか。さすがにこれ以上は見て見ぬ振りも出来なくなったので、ダイヤル式ゴルフシューズについて調べてみました。

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多くのシューズブランドがダイヤル式を採用している

ダイヤル式シューズといえばBOAフィットシステムと言って過言でないほど数多くのブランドで採用されているシステムです。Footjoy、Ecco、Nike、addidas Golf、ミズノゴルフ、アシックスゴルフ、ブリヂストンゴルフ、New Balance、Callaway、ヨネックスなど代表的なゴルフシューズブランドのダイヤル式シューズは軒並みBOA社のシステムを搭載しています。

BOA社は2001年にゲイリー・ハンマースラグ氏がスノーボードブーツをよりフィットさせる技術開発のためにスタートしました。そしてK2とVansのスノボードブーツに搭載されて以来、ゴルフ、サイクリング、ランニング、登山など様々な分野でその高い技術が認められ、現在では300を超えるブランドにBOA社の技術提供を行っています。そんなBOAフィットシステムがゴルフシューズに初めて搭載されたのは2006年。アメリカの大手ゴルフシューズブランド・Footjoyと開発されました。FootjoyといえばUSPGAツアーでのシューズ使用率No.1を75年間も保持しているプロからも信頼の厚いブランドです。

BOAフィットシステム

BAOフィットシステムは特殊繊維のシューレースをダイヤル操作で締めたり、緩めたり調節できるシステムです。操作がシンプルなので着脱が非常に簡単できるのも大きな特徴です。履くときはダイヤルをパチンと押し込んで、回すだけで特殊レースが均一に締まっていきます。脱ぐときはダイヤルを引っ張り上げるだけで、すぐに特殊レースが緩みます。ゴルフグローブをしていても簡単に操作できるのでラウンドの途中で緩みを感じてもすぐに調整が可能です。

靴を締める時はダイヤルをパチンと鳴るまで押し、ダイヤルを回すことで調節
靴を緩める時はダイヤルを持ち上げればOK

ツアープロも履き始めている

多くのツアープロにとって、シューズはとても大事なギアです。自然のアンジュレーションの中でしっかりとしたホールドや疲労感軽減を考慮したソール、そして靴全体のフィット感など下半身をしっかりと支える上で非常に重要な役割といえます。そんなツアープロの中でもダイヤル式ゴルフシューズを選択してプレーしている選手が数多くいます。代表的な二人がアダム・スコットプロと石川遼プロです。

アダム・スコット

1980年生まれ。オーストラリア出身。若い頃のニックネームはホワイト・タイガー。マスターズの優勝や世界ランキング1位にもなったことがある言わずと知れたトッププロ。2013年よりユニクロとブランドアドバイザー契約をしており、ウェア開発にも携わっている。シューズはFootjoyと契約しており、2016年からBOA機能搭載のシューズを履いている。

 (Photo by Christian Petersen/Getty Images)

石川遼

1991年生まれ。埼玉県出身。若い頃のニックネームはハニカミ王子。男子ツアー世界最年少優勝、日本ツアー最年少賞金王記録など若い時から第一線で活躍する。2013年よりキャロウェイゴルフと契約をしており、BOA搭載のCallaway TOURPRECISION BOAは自身の意見なども反映して作られている。

初めてのダイヤル式ゴルフシューズ

さて、ゴルフシューズは靴紐と心に決めている私が今回テストといことで履いてみたのはFootjoy ハイパーフレックス ボア。シューズ全体がニット素材に覆われたソフトスパイクシューズ。このシューズを履いて真夏に開催させれた女子ゴルファーの祭典「Regina OPEN」のスタッフとしてゴルフ場を縦横無尽に駆け回りました。

ゴルフ場とゴルフシューズ,フットジョイゴルフシューズ

まずこのシューズの履き心地に関しては、さすがFootjoyと言ったところです。どのような傾斜でも喰いつくようなスパイクと疲れにくいクッション性を兼ね備えたソール。そしてアッパー部分が通気性の良いニット素材なので一日中履いていたのですが蒸れる事がなかったです。事前にテストしたニット素材部分の撥水テストも綺麗に水を弾いていました。

床がびしょびしょになる位水を流しても綺麗に弾いていました

さて肝心のBOAフィッティングシステムのレビューです。初めて足を通すので事前にダイヤルの操作方法だけは予行練習をしておきました。操作方法は非常に簡単で、一回着脱を行えば十分操作に慣れます。その際感じたのは評判通りの着脱の簡単さです。まず履く際、足を入れてダイヤルを押し込んで、回すだけという簡単さ。このFootjoy ハイパーフレックス ボアは踵にダイヤルがあり、回すと足の甲の部分が同じようなテンションでヒール方向へフィットする感覚です。ダイヤルを回す時も力を入れる必要はなく、リズミカルにカチカチと回す事ができます。そして靴を脱ぐ際にダイヤルを上に押し上げた途端にスッとシューレースが緩むので簡単に脱ぐ事ができます。これには靴紐派の私もビックリでした。

BOAフィッティングシステムに関して、実際にゴルフ場を歩き回っているうちに感じたことは、全体的なフィット感は申し分ないのですが、少しずつ緩くなって気がしたので3ホールくらいに一回くらいの割合でダイヤルを回して締め直しました。ただ片手で簡単に調整できるので締め直すのも苦にはならないのですが。

そしてダイヤル式ゴルフシューズは足の広範囲を満遍なく締め付けてくれるので歩きやすく、着脱が簡単なのでストレスなく履いていられました。またグローブをしながらでも簡単に調節できるのも大きなポイントでした。今までダイヤル式ゴルフシューズを食わず嫌いしていた私はこの1日で考えが変わり、今では次の一足の候補に入れてもいいかなと忖度なしで思っています(そもそも興味本位の企画なので、何の遠慮もなかったんですが)。

各ブランドの代表的なBOAフィットシステム搭載モデル

Callaway TOURPRECISION BOA

前述した石川遼プロ着用のウィングチップデザインが特徴的な一足。独自のラップフィットシステムは包み込むようなフィット感。

アディダス コードカオス ボア

高いグリップ力と足首まで覆われるソックフィットが抜群の安定性を生み出す。防水性と通気性の良いアッパー部分。

ニューバランス UGBS996

人気の996のBOA搭載モデル。ゴルフシューズ感が少ないのでどんなコーディネートにも合いそう。

ミズノ ネクスライト008ボア

片足約240gと、とにかく軽くて疲れ知らずというこのシューズ。アッパーの素材もニット、メッシュ、人工皮革と選べる。

アシックス ゲルプレショットボア

衝撃吸収材のP-GELとクッション性の高いオーソライトインナーソールで歩き心地の良いシューズ。

Footjoy ハイパーフレックス ボア

踵にBOAのダイヤルがあるので、踵方向のフィット感も良好。アッパーは通気性の良いニット素材になっている。

ECCO MEN’S GOLF BIOM COOL PRO

編集部の中にはECCO以外はもう履けないというほど熱烈なファンがいるほど。履き心地はもちろん防水性・透湿性に優れるGORE-TEXを搭載しているので全天候で使える。

ヨネックス パワークッションエアラスゴルフ3

生卵を落としても割れないという衝撃吸収材・パワークッション搭載で軽く、疲れにくいシューズ。

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